ハイドロキノン

ハイドロキノンの副作用でシミが濃くなる?原因と対処法注意点3ヶ条

従来の美白成分より遥かに高い美白効果で知られるハイドキノン。

今回はハイドロキノンの効果が高いからこそのリスクとして考えられる副作用でシミが濃くなる可能性の原因と対処法や注意点までお伝えしたいと思います。

 

 

ハイドロキノンの超絶美肌効果

ハイドロキノンは、ビタミンCやアルブチンに比べてより効果の高い成分として広がりつつある美白成分です。

そして今回のテーマであるハイドロキノンが、従来の美容成分を超える効果があると言われる理由にはハイドロキノンにはこのビタミンCやアルブチンの10倍から100倍の効果があること。

プラスシミ予防だけではなく、既に沈着しているシミのメラニン色素にも(メラノサイト)を、減少させる働きがある事。

まさにWの効果で美白成分としては、現存する成分の中でもその美白力の高さから、お肌の漂白剤と言われています。

ハイドロキノンの副作用シミが濃くなる?

大丈夫

ハイドロキノンは今後出てくるであろうシミの予防と、実際現在肌の表皮に出ている状態のシミにも、しっかり効果がある美白成分です。

しっかりとシミにアプローチできる成分だからこそデメリットとしての副作用があります。

その副作用を理解した上で安全な美白ケアに取り組む必要があります。

  1. シミが濃くなる
  2. 炎症・湿疹・かゆみ
  3. 白斑

残念ならがハイドロキノンを使用する上で副作用として、これらの3点が出る可能性がゼロではありません。

1:シミが濃くなる

1番肝心なハイドロキノンの副作用は「シミが濃くなる」と言う残念な副作用です。

これはシミ取りの為に使用する事が大半なハイドロキノン成分ですがハイドロキノンの持つ光毒性と言う性質が、ハイドロキノンを使用している最中に紫外線を浴びる事によってキノンと言う毒性を持った成分に変化。

キノンの刺激がメラニンを生成してシミが濃くなる~のがハイドロキノンの副作用です。

せっかくハイドロキノンを使ってシミ治療をしても、紫外線対策を怠ったが為に副作用として消したかったシミが濃くなるだなんて最低過ぎます。

2:炎症・湿疹・かゆみ

こちらはハイドロキノンを使用する方の肌質にもよりますが、このような症状が出るタイプの人の共通点としてアレルギー体質。

もう一つは美容医療など医師の診断の元でしか手に入らない5%以上の高濃度のハイドロキノンを使用した場合に出るパターンが多いようです。

また体質的にも肌に合わない人も一定数あるようです。

3:白斑

副作用

最も深刻な副作用の1つとなります。まさかの白抜けですが、これは本当に怖いし、本末転倒です・・・

1年以上の長期的な使用によってメラノサイトを抑制する力がある事からメラニン色素を作る働きを失い部分的に肌色が抜け白斑となってしまう可能性もあると言われているのです。

その際の使用期間は継続しての使用が1年からそれ以上であることと、ハイドロキノンの濃度が6%以上と言われており、これらをシミや美白したい同じ部分に継続して使用することによって白斑化してしまう可能性があります。

いかにハイドロキノンが高濃度の美白成分であるのかが、理解出来る副作用ですが、この1年以上の継続と、更に高い効果を求めるあまり高濃度(6%)以上を使用することによって、白斑と言うイキすぎた結果を招く可能性があると言う事をお忘れないように。

いくら白くしたいとは言え白斑ではまた本末転倒なのは言うまでもありません。

ちなみに濃度が4%以下であれば白斑になりにくいそうです。

ハイドロキノンでシミが濃くなる原因と対処法

ハイドロキノンでシミが濃くなる可能性がリスクとしてある事は理解してもらえたと思いますが、その原因と対策も同時に考える必要があります。

1:ハイドロキノンでシミが濃くなる対処法

ハイドロキノンでシミへのお手入れをしている次期に紫外線を浴びる事でシミが濃くなる作用が認められているので、ハイドロキノンでお手入れをしている最中は紫外線対策を万全にしましょう。

 

対策は

  • ハイドロキノンは夜のみのお手入れにする
  • 紫外線対策は万全にする
さゆり
さゆり
キノンに反応してシミ取るつもりはシミが濃くなるならやっぱり紫外線対策ね、ハイドロキノンのお手入れ関係なくても美肌ケアの基本は紫外線対策だしね

 

女性意見
女性意見
昔と違って今や紫外線対策は1番の老化や美肌対策だって言うものね

 

さゆり
さゆり
そう全ての美肌対策に有効だしアンチエイジング効果も下手なケアするより重要だって美容皮膚科医が発表してるわ

2:炎症・湿疹・かゆみの対処法

肌質によって出る可能性のある炎症や湿疹、痒みなどの症状の対処法は、まず少しでもこれらの症状が出たらハイドロキノンの使用を停止すること。

これらの多くが出る人の特徴は敏感肌、高濃度ハイドロキノン(5%以上)、半年以上の長期間ハイドロキノン使用によって出る人が大半のようです。

まずは少しでも炎症や湿疹などの症状が出たら使用をストップ。

様子を見ても症状が収まらない時は、皮膚科医に見せること。

高濃度の使用や長期間のハイドロキノンを休薬期間の2ヵ月以上を止める事が重要です。一旦使用を止めて症状が収まったからと直ぐに使用再開しないようにしましょう。

ハイドロキノンには休薬期間があるので、通常の休薬期間より多めに取り入れ、尚且つ高濃度ではなく低濃度からの使用にするなど副作用への対策を考慮しましょう。

3:白斑への対策

こちらも言わずもがなですが、長期間使用(休薬期間)をしっかり取り入れる。

高濃度のハイドロキノンの使用を止める。低濃度でじっくりとしたお手入れを心がけるなど基本的な用法容量を守る事が重要だと思います。

ハイドロキノンが適応の症状

改めてハイドロキノンで改善すると言われる症状が、どんな症状なのか調べてみました。

肌表面の表皮に出来ているシミや、これから出るであろうシミの予防にはなるのに、肌の奥深くの真皮に潜むシミや肝斑などには出来る原因が、老化や紫外線など特定が出来ない事から必ずしも効果があるとは言い切れないと言われます。

とは言え肌表面に出ている様々なシミやそばかすに、効果があるハイドロキノンは一体どんなシミに、効果を発揮するのでしょう?

肝斑(かんぱん)
そばかす
日光黒子(老人性色素斑)
炎症後色素沈着

(スキンケア大学:引用)

さゆり
さゆり
それなりにリスクがある成分だけど、これだけの症状に確かな効果があると言われるとやっぱり使いたくなるのも納得よね
女性意見
女性意見
今までの美白成分では改善しないもんね~

ハイドロキノンの注意点

副作用

改めてハイドロキノンの高い美白効果と、使用法を間違えたらシミが濃くなる可能性など、それなりに高いリスクも理解してもらえたと思います。

それでは改めてハイドロキノンを使用する上での注意点をお伝えします。

 

長期間や高濃度使用の注意点

こちらはもう少しリアルに怖い、美白としてコスメでお手入れするからには、どの女性でも理解してもらえると思いますが長期的なお手入れとして取り入れる方が大半だと思います。

急速な結果を求めるあまり高濃度な、ハイドロキノンとその継続使用を回避して取り入れればこれほど高い効果のある美白成分は無いとの事。

さゆり
さゆり
どうせなら高い効果や早い改善が欲しいと願うのは誰もが当然だと思うけど、だからって初心者から高濃度に手を出したり、年中美白ケアをするからとハイドロキノンを使い続けるのは危険かもね
女性意見
女性意見
でもそれは美容医療レベルのハイドロキノンでしょ?コスメで市販されているハイドロキノンは使えるはずよ
さゆり
さゆり
もちろん市販のハイドロキノンは大丈夫よ。個人輸入するタイプの高濃度ハイドロキノンや美容医療レベルで取り扱う高濃度の長期使用が良くないって事だからね

 

 

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ハイドロキノンの正しい取り扱い注意点

使用方法
コスメとして取り入れる場合はいかなる場合も紫外線対策を忘れてはいけません。

  • 紫外線対策は絶対
  • 酸化と取り扱いと使用期限
  • 高濃度ハイドロキノンの限度を考慮

 紫外線対策は絶対

紫外線を浴びる事によってシミを取る予定、が濃くしてしまう可能性もあるので外出の予定が無くてもハイドロキノンを使用の際は紫外線対策として必ず日焼け止めをしっかり使用することが重要です。

酸化と取り扱いと使用期限

酸化しやすい物質のハイドロキノンは劣化しやすい成分です。その為少なくとも開封から、1カ月を使用期限と決め使い切る事を意識すること。

酸化して劣化した状態で使用しても、ハイドロキノンの持つ効果を発揮できない可能性が高いので、期限厳守と保管は冷暗所や冷蔵庫などで保管して使用すること。

高濃度ハイドロキノンの限度を考慮

先程も触れましたが高い効果を望むあまり、高濃度での使用を試みる人も見えるようでが、高濃度だからより高い美白効果を望めるとは限らないと言われています。

その為無謀な高濃度に手を出して、ハイドロキノンの副作用の可能性を高くするよりも、一般的に安全圏と言われている2%~4%内での1年までの使用期間を守る事。

特に濃度の高い物は白斑の可能性も出ますし、長期間の同じ部分への使用は肌へのダメージも強くなります。

是非そのようなリスクを避ける為にも、少し慣れても高濃度は避けたほうが結局はリスクテイクに繋がると思います。

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