VIOの黒ずみはハイドロキノンで改善するのでしょうか。
今回はシミや美白ケアに効果的な成分として市民権を経た、ハイドロキノンでVIOの黒ずみは改善するのは無理なのでは思う確実な理由をお伝えしたいと思います。
VIOの黒ずみ問題あるある
VIOの黒ずみにコンプレックスを感じている女性は、少なくないと思いますが、中でもVIOの黒ずみは今やVIO脱毛が当たり前となった現代では、お手入れすればするほどVIOの黒ずみが気になる、という人は少なくないはずです。
特に今ではVIOのデザインも豊富で若い女性のみならず、アラフォーアラフィフの大人女性でも介護脱毛を意識してハイジニーナ(無毛)状態へのリクエストが少なくない事も原因に。
そうした世間の流れからもVIOをハイジニーナ(無毛)にしたはいいけど、今まで毛で隠れていたVIOのデリケートゾーンが露わになって気が付く黒ずみ問題に悩む女性達。
VIOの黒ずみを改善したい
VIOを医療脱毛したり、冒頭で紹介したハイジニーナにしたりするレベルの人は、やはり一般的に考えて美意識が高い人が多い印象です。
脱毛する事で美しくスッキリしたVIOと変化しつつあるものの、同時に露わになりだすVIOの黒ずみ。
恐らくVIO脱毛やハイジニーナを取り入れている人の大半はこの黒ずみ問題を改善したいと思っている人が多いと思います。
VIO黒ずみの原因
そもそもVIOの黒ずみの原因ってなんで黒ずんでしまうのでしょう。
一般的に言われているのが
- 下着の摩擦
- ボディタオルの摩擦(擦り過ぎ)
- 洗浄力の強いボディジェルでの洗い過ぎ
- VIOの毛の処理で剃刀を使い過ぎ
- ホルモンバランスの崩れ
これらの要素が刺激となって、刺激から肌を守る為にメラニン色素が集まり黒ずむと考えられています。
VIOは自己処理すればするほど外部の刺激によってメラノサイトが活性化して、メラニンが生成され色素沈着が進んで黒ずみの原因となります。
触らずナチュラルのまま、刺激せず、擦り過ぎずが1番黒ずみ対策には良いようですね。
VIOの黒ずみがハイドロキノンで改善しない確実な理由
それでは本題ですが隠れた場所とはいえ、地味にプライベートな場所でもあるデリケートゾーンのVIOの黒ずみは高い美白効果が認められているハイドロキノンで改善するのでしょうか。
ハイドロキノンの使い方2通り
ハイドロキノンの美白効果が評判だと思うので、使い方はデリケートゾーンとはいえ、ご存じの通りお顔への使用とさほど変わらないと思います。
一応ハイドロキノンの使い方は
- ハイドロキノン単体使用(朝晩)
- トレチノインとハイドロキノンの併用
ハイドロキノン単体使用
ハイドロキノンの単体使用はデリケートゾーンへのお手入れなのでお顔などのように、紫外線が当たる部位とは違うので、紫外線対策の必要もなくお手入れとしては取り入れやすい一面もあります。
毎日お顔のスキンケアと同じ感覚で朝晩、粘膜意外のVIOに塗り続けて美白ケアとして取り入れます。
トレチノインとハイドロキノン
もう一つのトレチノインとハイドロキノンの併用ですが、こちらがハイドロキノンのお手入れでも本格的なシミ治療などに取り入れられている方法になります。
こちらは理屈で考えたらハイドロキノン単体使用と比較しても断然効果が出やすいかもと思うのですが、一応この方式(東大式)を経験者として(乳輪)のついでに数日Vラインに塗った事がありますが、個人的には無理だと思いました。
効果があればあるほど無理だと思った理由を紹介したいと思います。
トレチノインとハイドロキノンで改善するは無理
このトレチノインとハイドロキノンの併用が一番シミ取りや顔全体のトーアップにも効果的だと思いますが、この方法をVIOに使用するのは不可能だと思います。
理由は明確です。
トレチノインの強烈な剥離効果を利用して、剥離したシミ部位や黒ずみ部位にお肌の漂白剤と言われる程強力な美白効果があるハイドロキノンを用いて黒ずみを除去する。
理屈では全く良くできた成分だと思うし、改善できそうに思うかもしれません。ですがこの方式で完ぺきな乳輪の黒ずみを改善している筆者的には、間違いなく無理だと断言できます。
その理由は実体験から思うに現実的ではありません。一番の理由はトレチノインの反応をVIOのデリケートゾーンの皮膚ではお手入れ継続できないと思います。
トレチノインの効果
皮膚を剥がす→お肌のターンオーバー促進効果・細胞分裂・増殖・皮脂の分泌を抑えて表皮の真皮層にあるメラニン色素を外に押し出す。
この効果が出れば出る程、皮膚が赤く炎症しポロポロと剥がれて角質が取れる事からシミ取りやニキビ跡、黒ずみ部位に一定の効果があり、その剥離された部位に強力な美白効果があるとされるハイドロキノンを使用して美白します。
VIOの黒ずみケア実体験レポート
これらの反応はアレルギーでも何でもなく、トレチノイン特有の効果ですが現実的にこの剥離効果が出た時点で、トレチノインの炎症にVIOが耐えられません。
- トレチノインの作用でもあるA反応の炎症・皮膚の剥離に耐えられない
- 猛烈な痒みを我慢できず搔きむしったりした場合色素沈着の恐れがある
- VIOのどの部位でも全部位でもシミや乳輪のように一部位ではない為炎症範囲が広くまた粘膜部位に近い為想像するより皮膚はデリケートゾーンだと実感
- これらを考慮してシミ取りや黒ずみケアに適しているとされるお手入れ期間(東大式)3ヵ月をお手入れ出来るとは考えにくい。
VIOの黒ずみ改善するとしたら?
それではハイドロキノンでのVIO黒ずみは改善が不可能なのでしょうか。
個人的にトレチノインとハイドロキノンの併用での黒ずみケアは絶対に無理ではないかと思いますが、単体でのハイドロキノンを継続して長期間にわたってセルフケアできる人はもしかしたら改善の可能性はゼロではないのかもしれません。
ハイドロキノン単体でのお手入れは、顔のみ2ヵ月くらいの使用しかした事が無いので絶対効果が無いとは言い切れませんが、一応アルブチンなど従来の美白成分の10倍から100倍と言われている成分なので継続したお手入れで多少の改善はあるのかもしれませんね。
VIO黒ずみハイドロキノンまとめ
VIOの黒ずみケアはハイドロキノンでするには、可能性としてはハイドロキノン単体で長期的な主観でお手入れを継続すれば黒ずみ改善が望めるかもしれません。
ハイドロキノンが最も効果を発揮すると言われる、トレチノインとの併用でのお手入れはVIOのデリケートゾーンのお手入れにはトレチノインの作用であるA反応(コレが出る程トレチノインの効果は出ている)が最も多く感じられる使い初めの1ヵ月が我慢できないと思います。
酷い炎症と痒みに襲われるので、痒みを搔きむしることで皮膚の色素沈着化になりかねず、黒ずみケアを改善したい人には逆効果になりかねません。
現時点で一番VIOの黒ずみに効果的で確実なケアだと思うのは、高額治療になりますがやはり美容医療でのレーザー治療が1番効果があるのではと思っています。
気長に何かしらのケアをしてみたいと思う人には、個人差があるもののハイドロキノンには一定の美白効果がある事は間違いないので単品でのハイドロキノンで長期的なお手入れとしておススメします。