レチノールの常用でビニール肌に？適度な使用法と副作用の回避とは

美肌ケアやアンチエイジングを意識したセルフケアに取り組む人なら、今や鉄板と認知されているレチノール。

効果が高いからこそレチノールを愛用した人が問題とするのが、ビニール肌問題です。

レチノールの副作用の1つであるビニール肌を回避する為の適度な使用法や回避方法を考えてみましょう。

確実な美肌効果は得たいがビニール肌にはなりたくない、そんなレチノール愛用者の1人としてもお伝えできたらと思います。

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レチノールのエイジング効果

レチノールの持つビタミンAの美肌効果は、あらゆる肌質にエイジング効果が認められた成分です。

2017年厚生労働省が認めたレチノールの美肌効果は、ほぼ全ての肌質の人に当てはまる高い肌改善が認められています。

（注：アレルギーアトピーなどの例外はあります）

• 表皮細胞の成長促進効果
  ・ターンオーバーの促進で古い角質の除去
  ・肌の活性化によるコラーゲンエラスチンの促進
  ・皮脂分泌抑制効果からニキビも予防
  ・紫外線からのダメージ回避（光老化の予防）

ターンオーバー効果と、軽いピーリング効果もあるレチノールを、使用する事でお肌のキメが整い、ハリやツヤのあるお肌へと変化します。

そしてツヤとハリが出たお肌には、軽いリフティング効果さえ感じる総合効果も。

 

 

このようにレチノールが持つエイジング効果は確実に、使用した人のお肌を美肌へと導くことが可能な成分だと言う事が分かると思います。

但し高い美肌効果（メリット）があるものには相反するが多如くで、わずかな注意点として副作用があります。

高い効果が得られるからこそ、レチノールの種類や用法容量を自分にあった取り入れ方をする事が重要な成分だといえます。

レチノール美容液の副作用

このようにダイレクトな真皮層へのアプローチが可能なレチノールの問題は副反応である「レチノイド反応」「A反応」をどうコントロールするかが最大の課題だと思います。

必ずしも全ての人に出る訳ではありませんが、敏感肌な人やレチノール初心者の方には、数日単位で出たり常用したり、高濃度を使用して副作用としてレチノイド反応が出るのが一般的です。

 

ビニール肌とは

それでは微妙過ぎる上記の副反応から、本格的にビニール肌になるとどのような状態にお肌が変化しているのでしょう。

 

表皮のキメが削られて肌が薄くなりビニールを貼った状態のようなお肌に見えることからビニール肌と呼ばれています。

またこのビニール肌は医学用語ではなく、日進月歩状態の美容業界で使われている言語のようです。

 

こうした角質ケアなどが原因で、角質が薄くなっている状態をビニール肌と言います。

従来の理想的で健康的な美肌は、内側からふっくらとキメが整った状態です。

 

ビニール肌の特徴・症状

それではレチノールを愛用している人が陥りやすいと言われる、ビニール肌かもと思われる状態の、お肌の特徴を紹介します。

・洗顔後肌が突っ張る
・お肌がチリチリする
・赤みが出ている
・肌がテカテカする
・完全に毛穴レスだ
・軽い皮むけがある

この項目にもありますが、お肌に耐性が無い間（レチノール初心者）だと、この症状は、最後の軽い皮むけ以外は該当する人が多いと思います。

 

ビニール肌を放置すると大変！

レチノールの問題点、副反応によるビニール肌を放置できない理由は、理解してもらえたと思います。

最初感じる微妙な違和感を一見分かりにくい毛穴レス状態のビニール肌で放置し続けると大変な事になりかねません。

アンチエイジングや美肌ケアに余念がない人が陥りやすいビニール肌ですが、結局レチノールに限らず熱心な角質ケアが原因で角質が薄くなり、お肌が弱く日常生活からのダメージを受けやすくなってしまいます。

冒頭のようなビニール肌の症状を感じたら、違和感を無視せずに早めの改善策に取り組む必要があります。

レチノールのビニール肌改善方法

レチノールの美肌効果はお肌のターンオーバー促進効果にあると言われています。

元々のお肌のターンオーバーが28日周期だとされているので、まずはお肌の状態を健康な通常運転に戻す為にはお肌の刺激を最小限にすること、保湿をメインのケアにシフトする事を意識しましょう。

その上で、当然ながら美肌効果があったとしても一旦はレチノール含めた美肌ケアの全てを中止させる必要があります。

 

レチノール使用に適度な（休薬期間）

完全にレチノール愛用者の筆者の現在進行形の、レチノールのビニール肌回避方法を紹介したいと思います。

 

その私の使用方法を参考までに紹介させて下さい。

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ビニール肌対策とレチノールの濃度

確実なアンチエイジング効果は欲しいけどビニール肌に傾くギリギリのラインで、しっかり美肌効果を感じたい。

きっと今からレチノールを取り入れようかなと感じている人や、筆者のように現在進行形でビニール肌問題と向き合いながら、それでもレチノールが手放せない人の願望は同じだと思います。

やっぱりレチノールの美肌仕上りは手放せない。そんな人の為に自分に合った濃度を考える必要があります。

一般的な成分では高い濃度→高い美肌効果と感じる人が多いかもしれませんが、レチノールに関しては、緩やかだけど確実な美肌効果があり毎日継続して使用できる。が理想的です。

コレを基本として考えると、個人差はあれど高い濃度でたまに使用するより、低めの濃度で顔全体を定期的にケアできて効果も感じられるというのが理想だと思うのです。

その上で物足りなくなったら濃度を上げてみる。

それが可能なのがビーグレンのレチノールです。

 

一般的に誰でも購入できるゼロスタートのレチノAからスタートして、それ以降はお得な割引価格で購入できる定期購入会員となるとレチノールがクエスクシリーズとなりVA1からVA4までレベルUPできるシステムになっています。

今年の夏（令和5年8月？）にはVA5まで更なるアップデートで高濃度美容液として誕生。

 

 

レチノール種類の選び方！（重要）

まずは無理のないレベルで、でも美肌効果はしっかり求められる、自分にあったレチノールを見つけましょう。

以下が代表的なレチノールとして、医薬部外品や化粧品に分けられて、使用されています。

種類	効果や特徴	副作用
レチノイン酸	ターンオーバー促進効果が１番強力で小じわ・ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開き・シミ・怪我や術後の色素改善効果もある	強力なターンオーバー効果によって刺激が強く肌荒れリスクも1番高い
レチノール	上に同じくより緩やかな効果となるが濃度により効果の程は高い程効果が高く低い程効果が少ない	高濃度は副作用あり（医師治療） 低濃度は副作用は少ない（1％未満）
パルミチン酸レチノール	レチノールにパルミチン酸をプラスすることでより高い浸透力ある成分となる（化粧品に多い）	レチノールの中でも刺激が少なく安定性に優れていて副作用も高配合意外の成分であればほぼ安全性が高い
酢酸レチノール	レチノールに酢酸を合わせて安定性を高めた成分（化粧品に多く使用）	高配合の成分意外は安全性が高い
ピュアレチノール	即効性に優れ浸透力も高く１番レチノールの効果に近いとされている	刺激は比較的強いリスクがある
レチノイン酸トコフェリル	レチノールの一種で効果もほぼ同じ効果を期待できる成分で安全性を高めつつ、しわ・しみ・ニキビへの効果は維持された成分	お肌の刺激が少ないため目元や口元の皮膚の薄い部分にも使用しやすい成分
シラスフィアレチノール	天然ビタミンＥをレチノールに配合された成分でマイルドな効果がある	刺激はほぼ無いタイプ

 

ビーグレンはレチノール初心者からヘビーユーザーまで対応可能な高濃度レチノールにも対応。

IBIMの定期便なら1から4レベルのステップバイで高濃度レチノールをアップデートデ出来るのがドクターズコスメのメリットの1つだと思います。
エイジングケア

レチノールのビニール肌対策（実体験）

レチノールのビニール肌化を回避するべく、対策として現在進行形で愛用する筆者が取り入れているビニール肌対策を紹介したいと思います。

冒頭のような赤み、肌のチリつき感、洗顔後の強い乾燥、などお肌に違和感を感じた場合これらの方法でレチノールの愛用を続けています。

当たり前ですが、あまりにも強い違和感を感じたら、レチノ反応を納める為にも一時的にレチノールの使用を止めるなどの対処をしましょう。

 

 

1：レチノールの使用を止める

使用開始、ないしは使用直後は何ともなかったけど数日後や1週間後に症状が出る人もあり、この辺りは個人差があるようです。

この辺りの症状が出たなら、一旦使用を休止しましょう。原因は恐らくレチノール初心者ならレチノールに耐性が無い為お肌がビックリしてる状態です。

耐性がある人（愛用者）なら濃度が高すぎるなどの原因でレチノール反応がでていると考えられます。

まずはこの症状が収まるまで次のステップで炎症やお顔の赤みを引かせて、正常な状態に戻しましょう。

2：ワセリン1つにする

レチノール反応を納める改善の為に行って最善の方法がワセリン1つのみを使用するです。

基本ワセリン1つで、赤みやチリ付が収まるまで継続します。基本忘れた頃にあるお肌の違和感は、これで乗り切っています（約5年）

他のコスメであれレチノール反応であれお肌の炎症や肌荒れを感じた時、後は過度な肌乾燥を感じた時はこのワセリン1つで改善できています。

どんな炎症（レチノール反応）が強い時でもコレ（サンホワイト）1つあれば万能で1～2日で改善して重宝しています。

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他にも乾燥に効果的と言われている成分はぺパリン、セラミドなどもあります。

3：キュレルスプレー・ワセリンにする

その上で、3日目くらいに肌炎症が収まったら、敏感肌用の和漢キュレルスプレーとワセリン（サンホワイト）の2点のシンプルケアに徹します。

とにかく擦らない、洗顔も洗顔料無しの、ぬるま湯洗顔で終了。

和漢のキュレルでも赤みが収まらない時は、ワセリン（サンホワイト）のみに徹します。

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4：1週間使用休止・1日置き・夜のみ（隔週）

完全にお肌の状態が戻ってきたら、少しづつの量で、またレチノールや他のいつものアイテムを取り入れていきます。

その方法はまずは冒頭のレチノール反応が収まるまで1週間レチノールの使用休止。

お肌が通常どおりに戻ったら1日置き夜のみ使用したり、1週間夜使用して翌週は1週間使用を止めるなど隔週でのレチノールの使用を開始します。

しかも少量から様子を見ましょう。

 

 

レチノールビニール肌まとめ

確実な老化対策として効果が認められているレチノールの唯一の問題点が副反応の1つビニール肌対策だと言えるでしょう。

でも現在進行形の老化や劣化を止めてくれていると思わせるレベルの目に見えた美肌効果で若々しい美肌を保ってくれるレチノールはビニール肌対策さえクリアすれば費用対効果の高すぎる美容成分だと言い切れます。

是非いくつになっても若々しい美肌を保ちたいと願う人にはこのビニール肌対策を取り入れてレチノールの破壊力ある美肌力を実体験して欲しいなと思います。

 

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