シミや美白シワにも効果がある話題のナイアシンアミドで、お肌悩みへの効果が出るまでどれくらいの期間が必要なのでしょう。
今回はエイジングケアに話題のナイアシンアミドの効果が出るまでの用法や、その目安や取り入れ方など、ナイアシンアミドについての使用詳細を調べてみました。
是非正しいナイアシンアミドの取り入れ方で、確実なエイジングケアに取り組んでみましょう。
ナイアシンアミドのシミへの効果が出るまでの期間
エイジングケアに取り組む女性の望む事は、価格や使用感も当然気になりますが、やはり一番気になるのは効果は出るのか?
そして出るならどれくらいの期間で出るのかではないでしょうか。
- 確実に効果が出るのか?
- 即効性があるのが望ましいな
- 即効性があると副作用は大丈夫だろうか?
即効性あるとは言っても、どんな化粧品でも個人差や感じ方に違いはあり、効果が出るまでの期間は人それぞれです。
美白やシミケアを意識してスキンケアを取り入れる人は多いと思いますが、一様にして美白やシミケアは、美容医療と違い長期間使用での効果が大半です。
それでも良いコスメは即効性のあるコスメも多いだけにナイアシンアミドの効果が出るまでの大よその期間は気になります。
厚生労働省が2017年にシミやシワへの効果を認めた事で一気にエイジングケアのスキンケアとして注目を浴び出したナイアシンアミドだからこそ尚更です。
ナイアシンアミドの最短効果
そこで調べたナイアシンアミドを取り入れてお肌に効果が出るまでの最短期間は2週間だと言われているようです。
ニキビやお肌の赤み、肌荒れにも効果があると言われるナイアシンアミドですが、そうしたお肌悩みに効果が出るまでの期間は平均して2週間だと言われています。
(これらは一般的なデータとして肌質や体質など個人差があることをご了承ください。)
ナイアシンアミドの濃度を考える
肌荒れ改善効果もあると言われているナイアシンアミドですが濃度も5%からの低濃度から25%などの高濃度のタイプまで様々です。
最短効果が出ると言われているニキビやお肌の赤みは、お肌のターンオーバーが乱れて角質が荒れた炎症状態なので、当然低濃度から無理なく取り入れる事がおススメです。
20%~25%のような高濃度を取り入れると逆にお肌への刺激が強くなる可能性もあるので、ニキビや赤みなどの改善を最短で求める方は、低濃度から取り入れた方が安心だと思います。
ナイアシンアミドは長期戦で
またシワやシミ美白効果もあると厚生労働省が認めている、ナイアシンアミドですがそうしたシミシワ美白効果が出るまでは、ニキビや赤みを改善するより長期での使用が必要です。
こちらの効果を確実に求める方には、やはり即効性より長期戦で4カ月ほどの使用期間を考えて取り入れた方が良いようです。
比較的即効性があると認められているレチノールも、ビタミンCもレチノールはニキビに4週間ほど、アンチエイジングへの効果は半年間を要すると言われています。
個人的にはビタミンCもレチノールもかなり即効性を感じた美容成分ですがビタミンCでも6週間の使用期間でお肌のトーンアップが確実だと言われています。
そう考えたらレチノールやビタミンCと既に認められている美容成分より、ナイアシンアミドは効果が出るまで2週間が最短だと聞くと、ナイアシンアミドが如何に即効性がある成分だと言う事が分かります。
ナイアシンアミドの用法容量の目安
新しいスキンケア成分を取り入れるのは期待が大きい分不安もあります。
どのタイミングで使えばいいのか、どのくらいの量が適量なのか尚更不安な人も多いことでしょう。
適正な取り入れ方で適量を取り入れてこそ、効果が得られるので勝手な思い込みで使い始めるのは良くありません。
化粧水→乳液→美容液(ナイアシンアミド)と思い込んでいる人も多いかもしれませんが今はメーカーによって様々な手順があります。
そしてナイアシンアミドでさえ美容液で取り入れるのか?化粧水なのか、クリームなのかで大きく違います。
メーカー推奨が鉄板
愛用しているスキンケアでメーカーを統一して使用している人も居れば、そうではなくバラバラで愛用している方も少なくないと思います。
現在使用しているスキンケアに拘りが無い方はナイアシンアミドのブランドで、ライン使いが一番推奨されているようです。
それぞれのコスメに拘りがありバラバラのブランドにナイアシンアミドの成分を取り入れたい、という方にもやはりメーカー推奨の手順で取り入れる事が間違いありません。
例えば、筆者が愛用している美容液(ラロッシュポゼN10)の場合を紹介しましょう。
化粧水→ビタミンC美容液→ラロッシュポゼN10(ナイアシンアミド)→レチノール
乳液→化粧水→ビタミンC→ラロッシュポゼN10(ナイアシンアミド)→レチノール
筆者愛用のラロッシュポゼN10は美容液の為、基本的には化粧水の後の使用がメーカー推奨ですのでビタミンCの後のナイアシンアミドを取り入れて、その後締めのレチノールで相乗効果を狙う、という方法で使用しています。
少し前まではビタミンCとナイアシンアミドの併用は良くないと言われていたようですが現在は併用する事でシワやシミの改善効果が高められると美容皮膚科医も認めています。
ただ今回の調べて新たに分かった事は筆者が取り入れているローション後のビタミンCの後のナイアシンアミドよりも、ローション→ナイアシンアミド→ビタミンCの方がややおススメと言う現役皮膚科医の見解がありました。
基本的にはどちらを先に使用しても問題ない、との事ですがその医師曰く分子量がより小さいと考えられるナイアシンアミドの方を先に使用した方が浸透しやすいとの見解です。
ナイアシンアミドとビタミンCの併用注意事項!
これから使用する方は参考にしてください。
一応こちらのSNS上でも有名な女医さんからの発信なので間違いないかと思います。
あと注意突起として、ビタミンCもナイアシンアミドの併用は良いのですが乾燥肌の方には皮脂抑制効果が高い美容成分故乾燥肌が加速する傾向にあるとの情報がありました。
ただ、ビタミンCもナイアシンアミドも皮脂抑制効果があるので乾燥肌の方が使用すると乾燥しすぎる可能性はあるかもですね。
もしそれ以外にナイアシンアミドとビタミンCを併用したらいけない理由があれば教えてください。考えてみます。
— 上原恵理 (@dr_uehara) September 23, 2021
意識するのは紫外線対策と同時進行
現在では紫外線から受ける肌ダメージが一番エイジングケアに悪影響とされていますが、ナイアシンアミドはその紫外線からの肌ダメージを防ぎ修復する効果がある成分です。
だからこそ使い始める次期を迷う方には、紫外線対策と同時進行で、紫外線が強い次期に使用を開始するのもおススメのようです。
- 紫外線防止効果
- 紫外線修復効果
- メラニンの過剰生成の抑制
- メラニン色素への抑制効果
- 汚染物質からのバリア機能
これらの効果があると認められているナイアシンアミドですので、紫外線対策を本格的に意識しだす3月からの開始が紫外線が増えだすデータを考えると最適のようです。
ナイアシンアミドは医薬部外品を取り入れよう
厚生労働省がナイアシンアミドのシミ美やシワへの効果があると認めた2017年から5年以上の歳月が流れていますが厚生労働省が認めたナイアシンアミドは医薬部外品のみです。
スキンケア全般にナイアシンアミドが浸透してきてはいますが、厚生労働省が認めたのは医薬部外品のみなので、ナイアシンアミドの効果をしっかり得る為にも医薬部外品を選ぶようにしましょう。
また冒頭で紹介したように、ナイアシンアミドの濃度ですが医薬部外品で無いモノの方が低濃度5%以下の物が多いようです。
それ故に、お肌が敏感な方は低濃度で信頼のおけるコスメブランド(一般化粧品)からナイアシンアミドをデビューするのが取り入れやすい方も見えるかもしれません。
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ナイアシンアミドに副作用は無いけど注意点
基本的には高い効果が認められたナイアシンアミドですが安全で敏感肌にも対応できる成分だとされていますが、それも絶対ではありません。
併用して使用するコスメとの成分が合わないケースや、最初の好転反応として敏感肌の方などは使い初めはお肌がビックリして赤身がでたりするケースもあります。
筆者も最初の1~2日目はやっぱり赤身が出て一旦使用を停止。様子を見てお肌が通常に戻ったら少量から徐々にメーカー推奨量に戻す、という方法で取り入れて現在進行形で使用中です。
最初の好転反応が出る人も珍しくないと思うので、
- 赤身
- 肌荒れ
- お肌の炎症(ヒリヒリ)
このような症状が出た場合は4~5日から1週間ほど様子を見て、感覚を開けてもう一度少量から使用を開始するなどで様子を見て適量に戻して使用してみましょう。
勿論感覚を開けて使用しても、これらの症状が出る場合は使用停止(本当に合わない)場合もあるのでナイアシンアミドの成分事体を諦めた方が良い場合もあります。
b.glenナイアシンアミドの効果まとめ
ナイアシンアミドの効果がでるまでをまとめてみました。
ナイアシンアミドはニキビや赤みなどの効果がでるまでは最短で2週間。
シワや美白効果があるのは継続した朝晩のメーカー推奨の使用方法で4カ月。また確実な美肌やエイジング効果を期待するなら一般化粧品ではなく、厚生労働省が認めた医薬部外品を使用しましょう。
新たな成分の使用開始タイミングで迷った時は、ナイアシンアミドの特性を生かした紫外線を意識するシーズンの3月からの使用開始がおススメです。
この辺りを抑えて、是非ナイアシンアミドの効果を確実に生かして美肌をキープしたいですね。