酒さ様皮膚炎の治し方2選として実際に、長年のアレルギー性皮膚炎から酒さ様皮膚炎となって自己流で治した筆者の治し方を紹介したいと思います。
20年以上の皮膚科通いを止めた理由も同時にお伝えします。
酒さ様皮膚炎の治し方2選!
酒さ様皮膚炎で悩んでる人は少なくないと思いますが、酒さ様皮膚炎の治し方を7年前に改善し、その後現在まで酒さの発症が無い状態の方法を紹介したいと思います。
そもそも筆者はかなりの数の皮膚科に通い診察を受けたものの、この酒さ様皮膚炎だと診察してくれた医師はたったの1人もいませんでした。
だから思うに、長年の湿疹やアレルギー性皮膚炎でステロイドを使用していた人でこの酒さに陥って悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。
ただの湿疹やいつものアレルギーがなかなか治らない、そう思っていたら結局筆者のように酒さ様皮膚炎だったというパターン実は多い気がしています。
7年前の私がそうだったように…
治し方1脱ステ脱プロトピック
酒さ様皮膚炎で悩んでいる方は、アレルギー性皮膚炎や軽度の湿疹などお肌に炎症や湿疹が出る事が多く、その度に皮膚科医から処方されたステロイドやプロトピックを使用していた人が大半だと思います。
唯一の改善手段だったステロイドや、ステロイドからのプロトピックを勧められて使用している人が多いと思うのですが、酒さ様皮膚炎の治し方で第一に行う方法はこの脱ステロイドと脱プロトピックからスタートします。
つまりは今後基本的には同じ状態の湿疹が出る事があってもステロイドとプロトピックは使用しないようにする為の脱ステ脱プロトピックと捉えてください。
直し方2ワセリンで乗り切る
恐らく脱ステ脱プロトピックをすると冒頭でお伝えしたように、それまで見た事のないレベルの湿疹が離脱症状で出る人が多いと思います。(筆者はそうでした)
顔は真っ赤で、それまでステロイドやプロトピックで抑えていた湿疹が離脱症状と共に一気に顔面に(使用箇所)を覆うように広がって出ます。
その状態で何も塗らない。という選択もあるのかもしれませんが、肌荒れ状態でもお肌の保湿は未来の健やかな美肌の為にも絶対必要です。
そこで使用して欲しいのがワセリンになります。
ワセリン1本のみで保湿を行います。
使用するワセリンは、純度の高いサンホワイトがおすすめです。
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酒さ様皮膚炎の治し方期間
酒さ様皮膚炎の治し方は冒頭の脱ステ脱プロトピックに、その間使用して良いのがワセリン1本なのですが医師によっては酒さの酷さによって少量のステロイドと併用しながら徐々に脱ステロイドのスタンスで診察するドクターも見えるようです。
今回はあくまで筆者が治した方法で紹介しますので、迷いがある方は医師の診察の元治療してもらうことをおすすめします。
酒さ様皮膚炎の治療期間
一般的に酒さ様皮膚炎の治療期間はどれくらいだと言われているのでしょうか。
私の場合は完全に酷い湿疹と赤みが引いた状態になるまで丸2ヵ月かかりましたが、一般的には3ヵ月から半年が治療期間の目安と言われているようです。
この辺りは個人差もあるかと思いますが、かなり長期間のステロイドとプロトピックのヘビーユーザーだった筆者でさえ丸2ヵ月で改善してるので個人的な主観では3ヵ月くらいなあ改善できるのではと思っています。
この辺りは絶対と言い切れないので1つの目安として3ヵ月から半年と考えてください。
そもそも酒さ様皮膚炎の原因とは
冒頭からお伝えしているように脱ステ脱プロトピックを紹介するように、大半の方が長期に渡るステロイドの使用とプロトピックの使用によって併発していると考えられます。
湿疹やアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎などの治療で出されたステロイド軟膏の、長期使用が酒さ様皮膚炎の原因だと言われています。
基本的には湿疹やアレルギーなその治療状態が終えている状態でステロイドの使用を継続する事で、皮膚の構造が乱され酒さの皮膚状態に陥ります。
だからこそステロイドや、ステロイドの副作用があるから代用品として推奨される事がある(筆者は某有名皮膚科医にそう言われた)プロトピックは使用しない事が絶対条件です。
根治の原因がステロイドやプロトピックにある以上、一定期間酒さの皮膚炎が引かなくても離脱症状と思い諦めて使用を止める決意が必要です。
酒さ様皮膚炎の症状
細かく赤みを持った状態のブツブツが顔中に浮上して、その状態は炎症して熱を持ち痒みや灼熱感もあり、顔全体が赤く腫れあがった状態です。
お化粧をして良いとの他サイトでの情報を見ましたが、個人的に経験した筆者としては、本気の酒さ様皮膚炎状態でお化粧は基本的には相当無謀な行為ではないかと思います。
人によっては落屑(らくせつ)といい角質が熱くなった状態が剥がれる皮むけ状態になる人も見えるようです。
酒さ様皮膚炎治し方経緯の注意点
この酒さ様皮膚炎の治し方で、一番の注意点があるとしたら、やはり治療の要である脱ステ脱プロトピックをした時のリバウンド症状を乗り越えるにあると思います。
リバウンドはステロイドやプロトピックの使用中止によって出る症状ですが、想像しているより酷い症状で、ステロイド等の効力がなくなった以上の赤みや湿疹がただれたような状態になります。
その症状は反跳現象と言われ、まさに薬を断薬や減薬した時に出る症状で薬を使用していた以前よりも酷い症状となります。
これがステロイドやプロトピックから離脱する為に一番の山場で、この期間として個人差があるものの、3ヵ月から6ヵ月の長期間大なり小なりこの症状が続く事が相当なストレスとなります。
人によってはあまりに反跳現象が酷く強い症状となって出る場合の人は、完全に脱ステ脱プロトピックにするのではなく、徐々に減薬する方法を取る方も医師の診察でされる事があるようです。
20年以来の皮膚科通いを止めた理由(実体験)
ところで7年前に自身で色々ネットサーフィンして自分の当時の肌状況が酒さ様皮膚炎の人(ブログ画像)と同じでは?と気が付きセルフケアで治してからその後1度も皮膚科には足を踏み入れていません。
酒さ様皮膚炎が完治した7年前から1度も皮膚科医に通っていません
皮膚科にはもう行かないと決意した訳
皮膚科に行かないと決意した理由は2つあります。
1つは当時、冒頭で紹介した方法で酒さ様皮膚炎を治してからただの1度も酒さ様皮膚炎の状態に後戻りする事が無かった事。
もう1つは今でも季節の変わり目などコンディションによって、新しいコスメや通常通りの愛用品を使用して軽い湿疹が出たり肌が赤く炎症したりしますが、酒さを治した時に使用したワセリン1つで改善できているから。
皮膚科医の診察に疑心暗鬼
元々それほど皮膚が強くないにも関わらず、セルフケアは大好きでコスメジプシーの如く若い頃から国内コスメから外資系、韓国コスメまでありとあらゆるコスメを購入してきました。
一時期流行り出したドクターズコスメも当然手にしています。
若い頃は特にデパコスに夢中で外資系のスキンケアを購入しては香料の強さか、割りと敏感肌の筆者は細かな湿疹が出ては皮膚科にかかってステロイド注射を打ち、微量と言われてステロイド軟こうも使用。
注射+ステロイド軟こうのセットで嘘のように湿疹が引きツルツルになった顔に満足していた筆者ですが、その長年のステロイドのツケを払うことになるのが、そこから約20年経過します。
最初はステロイドで効果がなくなった事から皮膚科でステロイドの使用を止めて、プロトピックを使用していきましょうと言われプロトピックに変更。
このプロトピックを2~3年使用後にこのプロトピックも一切効かなくなり、尚且つ湿疹が出る頻度の感覚が早くなったことで新たな皮膚科にかかるも、あれほどステロイドが肌に合わないから今後使ってはダメと言われてきたのに、あっさりとプロトピックが効かないならステロイド使いましょう。と言われます。
この発言に医師の診察に疑惑を持つようになったのがきっかけです。
それまではステロイドやプロトピックに疑問を感じていても、湿疹が綺麗に治るから効果がある=湿疹がひくし綺麗な肌に戻るからいいやと考えていたものの、その効力がなくなった湿疹だらけの肌に、もう一度ステロイドを勧めた医師。
こんないい加減な医者信用できない!コレに尽きます。
この辺りから不信感を持ち、何か違うぞと確信、そこで自分で同じような症状の人がいないかネットサーフィンで必至に探します。
酒さ様皮膚炎の治し方まとめ
酒さ様皮膚炎の治し方のは、脱ステロイドと脱プロトピックで離脱症状のリバウンド症状を乗り切ることが一番の難関。
離脱症状でかなりの湿疹やほてり赤みが出るがこの間、ワセリン1本で最低限の保湿のみで我慢する。
このリバウンド症状を乗り越える事ができたら個人差はあるが最低、3ヵ月から半年以内には酒さ様皮膚炎は治せる方が大半だと思います。
私個人もステロイドとプロトピックのヘビーユーザーでしたが2ヵ月で酒さ様皮膚炎は完治しています。一度完治したらその後7年間酒さ様皮膚炎の症状はぶり返していません。
当然ステロイドもプロトピックも一度も顔に使用していません。ちょっとした肌荒れやアレルギー性皮膚炎が一時的に出た場合もワセリン1つで治っています。
酒さ様皮膚炎は一時的とはいえ長期間に及ぶリバウンド期間を乗り切る事が出来れば、セルフケアで充分治す事は可能だと思います。